急に秋。猛烈に暑かった夏を逃れて一息つける様な今日。
年齢を重ねると共に最新の香水の情報を発信するよりも、自分が心ゆくまで堪能してからその香りを紹介したいという気持ちにシフトして来ています。6月7日にリベルタ パフュームの「LIBERATION(リバレイション)コレクション」からの新作『ソルテッラ』の発表会にお伺いさせて頂いてから早くも3ヶ月。
ブランドとしては新作発表会の後、すぐに取り上げて欲しいというのが正直な気持ちでしょう。ごめんなさいね。
でも今は、色々なSNSがあるし。最新情報の掲載はInstagramで、レビューは最低2週間使用してから。ブログはのんびりとで。
さて、この夏、いちばん纏ったのは『ソルテッラ / リベルタ パフューム』でした。
『ソルテッラ』の調香は山根 大輝 / YAMANE Daikiさんと、武宮 志昌 / TAKEMIYA Yukimasa さん。香りのないひまわりの花に捧げる香りはジェンダーレスフレグランス、けれど、纏う人の望みに応じて溢れるほどのフェミニティもマスキュリニティももたらしてくれる香水。
夏の間に2メートルを超えてグングン成長した庭のひまわり。早朝、植物に水をやりながら感じた『ソルテッラ』の香りも良かった。ひまわりも種をつける頃になって、しみじみとやはり良い香りだと確認しレビューを書き終えました。 「…徒然草に「家の作りやうは、夏をむねとすべし」という一節があります。「暑き此(ころ)、わろき住居は堪え難き事なり」と続きます。これは香水にも当てはまると思っていて、厳しい日本の夏に好んで纏いたいと思える香水は、一年中愛することが出来る香りです。現に、急に秋めいてきた今朝も『ソルテッラ』を手に取りスプレーしました。そして同時に日本以外でも、例えば夏のフランスでも『ソルテッラ』を纏ってみたいと強く思います…」秋以降もぜひ纏いたい香水です。
お時間がありましたら、リンクからレビューをご覧くださいね。
review 0064 : ソルテッラ / リベルタ パフューム
http://lacausetteparfumee.com/review/review-0064-solterra-libertaperfume.html
最後の画像は2019年9月1日の山根さん。大地、太陽、水からエネルギーを得て、高く伸びすぎた時にはうまく支柱も使うひまわりの様に、これからもどんどん伸びていかれるのでしょうね。
「LIBERATION(リバレイション)コレクション」の次作も楽しみにしています。
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