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執筆者の写真地引 由美 Yumi JIBIKI

コルシカ島の旅 その3

9月27日(木)の午後。コルシカ島での最初の食事は大満足。



ランチの後は、美味しいミネラルウォーターが湧き出す島の清流沿いに散策です。



コルシカ島で生まれ育ったアンリさんが、真っ先に靴を脱いで清流の中へと。



そしてコルシカ島の特徴の一つ、様々な個性を持つ石を川底から拾って見せてくれます。向かって右の石は、日本に持って帰って来ました。


すぐに順子さんがスニーカーを脱いで足を水につけて「気持ちいい!」。で、私も続きます(右の靴につけていた飛行機のチャームは、羽田→東京間のフライトで無くしてしまいました、残念)。ソックスを脱いだところで、機内での冷え防止の為に履いていたストッキング、どうしようかしら、と思ったら由香さんが「破っちゃえば?(笑)」 どうしても足首から先を水に浸したいために、ああ、そうだわ、と躊躇いなくビリっと(笑)。トウシューズを履くつま先にクッションを当てるために、バレエのタイツの足底に穴を開ける時の感覚です。由香さんはその様子を面白がって動画に撮ってくれていました。



で、10分後にはこんな感じ。年が近い私たちの現実の年齢はもうもう立派な大人ですが、楽しい気持ちが表れた顔の表情だけ見ていると小学生の遠足みたいで。とてもリラックス。



ひとしきり水遊びをした後は、コルシカ島の昔の首都だった街、コルテへと向かいます。



コルシカ島の人々に、ナポレオン以上に尊敬されているのが、パスカル・パオリ(Pascal Paoli / 1725-1807)。その銅像のあるパオリ広場にて。ジェノヴァ共和国の支配に対し、1755年にパオリはコルシカ独立を宣言します。そしてコルテに独立政府を置き、独立国家の基礎である憲法(フランスよりも早く)、国旗、通貨、軍隊、大学などを制定、設立したのでした。



ここから、展望台に向かってどんどん登って行きます。



眺めの良い展望台からさらに上に、中世の城塞都市コルテのシンボルが見えます。



眺望を満喫して、パーキングまで帰る間にコーヒータイムを。パティスリー併設のカフェで、栗とヤギのチーズを使ったコルシカ島の伝統菓子を頂きます。



アジャクシオまで戻る途中も、見晴らしの良いところで休憩しながら、ハーブを摘みながら。時間に追われることのない旅です。



アンリさんが、ここにも、ほらこれも、といってコルシカ島のハーブを摘んで見せてくれます。手から手へ渡されるコルシカ島の自然。それを受け取る順子さんの姿も美しくて。



『美の島』と名高いコルシカのハーブ、イニュラ、イモルテル、パン(松)。この香りたちが島を包んでいます。旅の同行の人に恵まれ、目に入る風景や、展開するやりとり、交わされる言葉など、感じるすべてが心地よい今回の旅。 



夕日に照らされて様々に表情を変える山を見ながら、アジャクシオのホテルに戻ります。 



コルシカ鉄道の線路が遠くに見えます。 


そしてなお連なる表情豊かな山、山、山。



おやつをたくさん頂いたのでお腹も減らず。明日からボニファシオ泊なので由香さんと順子さんはすでに連泊しているお部屋でトランクのパッキングもしなくては、ということで、この夜はスーパーマーケットで調達したサラダなどで各自お部屋食に。今日コルシカ島に到着した私は、長旅の疲れを取るためにバスタブ付きのお部屋をアレンジして頂いたのでのんびりとバスタイム。



清潔で広さも十分な ホテル ナポレオンで、ゆっくりと休みました。


コルシカ島の旅 その4に続きます。



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