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執筆者の写真地引 由美 Yumi JIBIKI

thé errant / 彷徨える紅茶

ann fragrance をご存知でしょうか。原宿のアトリエで素敵な香りのファブリックミストを扱っているブランドだそうです。親しくさせていただいている 美容・香水ジャーナリスト YUKIRIN さまが ann fragrance さまとコラボされた「thé errant / 彷徨える紅茶」(fabric mist)が発売になるとお知らせ頂いた後、光栄にもご恵贈いただきました。


香りのテーマは『茶葉が生まれ、やがて人々を癒しのティータイムへと導くまでの、紅茶によるさすらいの旅』とのこと。紅茶がお好きで茶葉にもお詳しい YUKIRIN さまならではの着眼点です。


香りの構成は

T:ベルガモット、ユーカリ、リーフ

M:ティー、ラベンダー、ジャスミン、イランイラン、チュベローズ、オレンジフラワー

L:ティー、アンバー、ムスク、ウッディ 高原の日差しや風を感じるトップノートから、華やかで豊かなティーノートのミドルへ。ラストノートも魅力的ですが重すぎないのがファブリックミストという製品の性格上、好ましいです。 ベッドリネンやピローケース、カーテンやクッション、さらにはラグにも使えますが、私は衣服にたっぷりとスプレーします。軽い生地のサマーワンピースが風をはらんで動く時の香り立ちは心地よく最高です。 イエローの小花柄のワンピースに香りを纏わせれば、明るいフローラルノートをよく感じますし、ブラックのレースワークのワンピースに合わせると紅茶の香りを強く感じます。色が心に及ぼす作用でしょうか。そんな面白い発見もあります。



さらに、もう一つの使い方。お気に入りの竺仙の浴衣を着た時に、裾や袂、衣紋の辺りにたっぷりスプレーしてみました。陽射しがとても強い日だったので日傘を刺して出かけました。その日傘にもスプレーして、香りに包まれて歩けば、心は軽やかです。



SNS用に自撮り(笑)


繊維に染み込む柔軟剤と異なり、ふわりと漂いながらいつの間にか消えゆくファブリックミストの楽しさを知ったこの夏。YUKIRINさま、ありがとうございました。


物語と品のある世界観を香りという形で纏って出かけるのは、とても気分の良いことです。 好評につきもうsold out の様ですが、私も夏の終わりを待たずに使い切ってしまいそうです。

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