昨年12月、嬉しい知らせがありました。以前からご尊敬申し上げ、香りのおしゃべり会のゲストにもお越しいただいている、パルファン サトリの大沢さとりさまが、令和五年文化庁長官表彰を受けられたのです。 海外に誇る日本の文化を発信される方として調香師 大沢さとりさま、そして、パルファン サトリの香水が認められたこは素晴らしいことです。昨今、香りの害と書く言葉に心を痛めている香水ファンにとっては、とても嬉しく勇気づけられることでもあります。 現在、文化庁長官表彰を記念して、パルファン サトリのラインナップの中から日本の歴史や伝統文化を表す「和の香り5種(サトリ・ワサンボン・夜の梅・ひょうげ ・紫の上)」のムエットを、無料で送付されています。
昨年暮れにこの5種のムエットセットを大沢 さとり様からお分けいただき、ラ コゼット パフュメの会員さまにお送りさせていただきました。「懐かしく優しい香り」「子供の頃を思い出しました」「ニュースを見て落ち着かない心が、香りで鎮まりました」などのご感想が寄せられました。
二、三日前から白梅が咲き始めたので、ひと枝折って家の中に持ち込みました。まだパルファン サトリが千駄ヶ谷にあった頃のパルファン サトリのコフレを出して見ました。
箱の作りやパンフレットや解説書も細部まで繊細で。時代と共にデザインは変わっても、変わらない大沢さとり様の美意識が表現されています。
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