今年も間も無く終わりですね。年末年始の香水は、毎年、今の私の活動の原点であるジャン パトゥ の 1000(ミル)。お気に入りのオードトワレは今年も1本使い切ってしまいました。製造中止なので、買い足せないのが残念ですが、もう少しストックがあります。 コロナの影響下にある1年でした。思うように物事が進まなかったり、計画の変更を余儀なくされたりした方も多かったでしょう。それでも、感染拡大の合間を縫って皆で集まる時、それは同じ場所にいるという以上に、強い気持ちの集まりだったと感じます。「元気でしたか?」という一言の後ろに言葉にならないどれだけの想いが込められているのか。マスクをしてさらにパーテーション越しであっても、笑い声はシャボン玉の様にふわりふわりと空気を彩り、ぶつかって弾けて幸せ色に空気を染めていました。
そんなことを思い出しながら、ちらりと小雪が舞った大晦日に楽しみにしていたお菓子のパッケージを開けました。オレンジピールにオレンジフラワーウォーター、アーモンドパウダーを焼き上げた南仏の伝統菓子で、グラースから送ってくださったお品です。来年こそ、海外に出掛け友人たちに逢えます様に。
動きが停滞しているように見えても、人々の思考や時代の常識は大きく変化しています。自分の感覚もアップデートしなければ行けませんね。この2年間で、人々は一旦落ち着いて色々なことを見直した、という良い点もあるでしょう。この後は、皆が暮らしやすく、活動しやすい世の中になりますようにと願ってやみません。 ご健勝で、どうぞ良いお年をお迎えください。
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