ザ ・プリンスギャラリー東京紀尾井町36階の OASIS GARDENで開催された中野香織先生のイブニングレクチャー『変わりゆく"ラグジュアリー"』を拝聴して来ました。
ザ ・プリンスギャラリー東京紀尾井町には、今回初めて訪れました。
セミナーの会場へ向かう途中で目にするオープンキッチンからは活気が伝わって来て、思わず撮影。お料理をチェックしているシェフのお姿がとても素敵でした。
このイブニングセミナーは、フリーフローのシャンパーニュを頂きつつ、英国フェアの特別メニューのお料理に舌鼓を打ちつつ、中野香織先生のご講演を聞くという贅沢なスタイル。時節柄、安全対策の為のパーティションが各席に設置してあり、自分の、そして前の方のパーティションも通しての撮影になるので肉眼でははっきり捉えている中野先生のお姿が画像だとクリアに写らず残念。
先生がグラスの中に入ってしまいました(笑)。
香水って匂いだけのことではなく、香水がその香りを纏う人に何を感じさせてくれるのかということが重要で、その為に常にブランドの勉強は必要ですし、世界が大きく変わりつつある今、新しい"ラグジュアリー" についても学んでおきたい!と意気込みつつも、美味しいシャンパーニュで少しずつ怪しくなっていく私の眼と頭(笑)、それでも力強い中野香織先生の言葉が耳に響いて来ます。お話の内容を全ては書きませんが、 「これまでの上顧客向けの閉じた富中心の世界から、透明性の高い世界での人間性の本質的な価値の追求へ。今、自分のいる場所を大切に、一人一人が輝いていく。それが少なくともこれから10年の新しいラグジュアリーの基準になっていくでしょう。」
と聞くと、現在の状況への不安や恐れなどは、それぞれが実現したい未来の何の妨げにもならない、と勇気づけられます。
デセールまですべて頂いて、お腹はいっぱい。素晴らしいお話で心もいっぱいに満ち足りています。
夜の帳も降りて、白いトナカイがカップルたちを優しげに見つめています。 思えば、今年1月25日(土)に公益財団法人 国際文化会館で開催した『La causette parfumée ラ コゼット パフュメ – 香りのおしゃべり会 』第31回のゲストに“「イノベーター」で読むアパレル全史 – 流行を創った変革者に学ぶ – ”(日本実業出版社)を上梓されたばかりの中野香織先生をお迎えしたのでした。その時の会場の様子を見ると、今ではとても無理な『密』。 つくづく、なんという一年だったのでしょう。
木造ですと、木の香り、畳の香りなどが良いです。皮もあります。織物、染物なども香ります。庭の自然な香りと一体になって良いです。
現代の大きなビルは良かった記憶がありませんです、頑張ります。
sasetさま いつもコメントを有り難うございます。ザ ・プリンスギャラリー東京紀尾井町は特に日の暮れた後、館内のインテリアと夜景のハーモニーが素晴らしかったです。ヨーロッパの古城などだけでなく、日本の新しいビルなどでも素晴らしい建築物にはアイコニックな香りがあると良いですよね。
建築も香りで包まれていたいと思います。コンクリート、鉄、新素材、接着剤などがオープニングでは目立ちます。
紀尾井町は良い感じでしたでしょうか。
建築への香りのアドバイスをいただく機会がありますように、、。