フレグランスジャーナル社の総合図書目録にエッセイを寄稿しました。下記のURLからもご覧いただけます。 フレグランスジャーナル社 「総合図書目録」の2020年版 https://www.fragrance-j.co.jp/news/n12674.html
原稿を依頼されたのは7月のことで、庭には見上げるほどの向日葵や、香りの良い百合が咲いていました。
3月から始めたリモート配信にも、すっかり慣れてきた頃に書いた原稿です。
今は柔らかい陽射しの下で、冬のローズが咲いています。
散り始めた花びらと一緒に、Instagramの為に撮影。
20代の頃は、自分の為だけに香りを纏っていましたが、年を重ねる毎に、香りは自分とお相手の間の空間を染めるものだと感じるようになりました。原稿の中で「香りは誰かと分かち合うもの」と文中で強調したのは、人と人の間に『ディスタンス』が必要な現在の状況に不自然さと寂しさを感じていたこともあります。
言葉を交わさなくても分かち合えるのが香り…。これからの香りの可能性はこの点にもありそうです。
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